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季節の行事

お歳暮 結婚して親同士は贈り合うもの?お返しとマナーも紹介

2017/01/22

息子が結婚してようやく落ち着いたと思ったら、今度はお歳暮の時期が近くなり、お嫁さんの実家とお歳暮をやり取りしたものかどうか、お悩みではありませんか。
そこで本記事では、夫婦の親同士はお歳暮を贈り合ったらよいのかどうか、考えてみることにします。

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お歳暮 結婚して親同士は贈り合うもの?

お歳暮は、この1年の感謝の気持ちを込めて贈るものです。
夫婦の親同士でお中元やお歳暮のやり取りを行っている家庭がある一方で、そういうお付き合いを好まず、やり取りをしない家庭もあります。
では、どうするか。

お歳暮を続けているうちに負担に思えてくることが多いので、親同士はできれば最初から、お歳暮のやり取りをしないようにしたほうがよいと思います。
代わりに息子夫婦が両家の親にお中元やお歳暮をすることにしてはいかがでしょうか。

親同士ですと、贈られたらお返しをしない訳にもいきませんが、子の立場からであれば日頃の感謝の気持ちということで贈りっぱなしでも問題はなく、贈られた相手も、純粋にうれしく思い、負担には感じないからです。

ただ、これはお嫁さんのご実家の考え方によるので、最初にお嫁さんにご相談してみることです。(例えば、○○さんのご両親にお歳暮を贈ろうと思うんだけど、そういったお付き合いはしない感じのお家かしら?などと持ちかけてみる)

ご実家がお歳暮をやりとりする考えであった場合は、贈ることにすればいいと思います。
その場合でも、無理に相手に合わせていると感じるのであれば、数年して関係が落ち着いたあたりを見計らってお互いに贈りあうのをやめるよう提案してみましょう。

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お返しはどのくらい?

お歳暮のやり取りを行うとして、もし相手のお家から先にお歳暮を頂いた場合、お返しはどのくらいにすればいいでしょうか?(頂いたら、すぐに電話でお礼するか、お礼状を送るのはもちろんです)
お返しの際は頂いたものに関係なく、こちらの気持ちとして品物を贈ればよいのですが、実際はいただいた商品と同じくらいの金額のものを贈ることが多くなっています。

お歳暮のマナー

お歳暮のマナーについてです。

どちらの家から先に送るか

初めてのお歳暮の場合、お嫁さんの実家から送るものだといいますが、これはどちらからでもいいと思います。
子供の節句はお嫁さんの側ですべきとか、こちら側がすべきとか、しきたりにとらわれると今後、どちら側も辛くなりますのでこだわらないほうがいいです。

喪中の場合

相手が喪中の場合ですが、送っても差し支えないとされています。
その際は、紅白の水引はかけず、白無地ののし紙(奉書紙)か、無地の短冊を使って表書きは「お歳暮」とします。

但し、まだ四十九日を過ぎていない、あるいは先方が気落ちされているような場合は、時期をずらして寒中見舞とした方がいいです。
松の内(1月7日まで。地域によっては1月15日まで)が明けてから送ります。
(松の内が明けてから大寒の最後の日である節分(2月3日)までが目安です)

白無地の奉書紙、または無地の短冊に「寒中お見舞い」とします。

まとめ

親同士はお歳暮を贈り合うものか、ということでご紹介させていただきました。
結婚して両家が親戚付き合いをはじめてから両家の考え方、習慣の違いがわかるものですが、それにはあまりとらわれないようにしたいものです。

それよりは、お互いに何かの折に近況の連絡をし合ったりすることで、疎遠にならずに長くおつき合いを続けていくことが大事です。
家庭菜園でとれた野菜を送ったり、家族旅行のお土産を送ったりとか、無理なくおつき合いをしていけばいいと思います。
家同士のはじめてのお歳暮についてご参考にしていただけましたら幸いです。

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