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季節の行事

お歳暮とお年賀 どちらを贈ればいい?マナーもご紹介

2017/01/22

旦那さんの実家で年越しをする予定だが、旦那さんの実家へのお歳暮、お年賀はどうしたものか、お考えではありませんか。

お歳暮、お年賀のどちらを贈ればよいのか、両方贈るべきものか。あるいはお歳暮を贈ってから、年明けにお年賀も贈ると、貰う方にかえって気を使わせてしまうんじゃないか、とも思ったりしていませんか。
そこで、義理の実家へのお歳暮、お年賀について考えてみることにします。

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お歳暮とお年賀ではどちらを贈ればいい?

お歳暮とお年賀の違い

まず、お歳暮とお年賀の違いからです。

お歳暮は、この1年の感謝の気持ちを込めて贈るものです。
お歳暮は、お正月をお祝いする準備を始める、12月13日から12月20日までに贈るものとされていましたが、最近は11月末から贈ることも多くなっています。

一方、お年賀は年始挨拶のために先方に直接訪問した際に持参する手土産です。
正式には正月三が日(1月1日~3日)の間に行う年始挨拶の手土産として、直接持参するものです。
三が日の間に都合が付かない場合であっても、松の内(1月7日まで。地域によっては15日まで)に訪問するのが習わしとなっています。

本来は、お歳暮、お年賀ともに手渡しするものですが、お歳暮の場合は忙しいことや遠方で手渡しが無理なことも多く、いまでは、宅急便などで送ることが一般的になっています。
お年賀はあくまで年始の挨拶に伺うことが主でその際の手土産という位置づけです。

お歳暮とお年賀はどちらを贈ればいい?

では、お歳暮とお年賀はどちらを贈ればいいでしょうか?
旦那さんの実家にお歳暮を贈る場合/贈らない場合に分けて考えてみます。

(1)もしお歳暮を贈ろうと考えている場合には、あらかじめ12月20日頃までに送っておき、旦那さんの実家に年末に訪問の際には、手土産でお菓子などを持参します。お歳暮ほど高価でなくてもよいです。

(2)お歳暮を贈らないのであれば、年末に訪問した際にお歳暮ではなく、手土産として手渡しします。こちらは、お歳暮に準じた品を持参します。

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(1)(2)ともに、年末から訪問しているので、年が明けてからあらためてお年賀を渡すということは必要ありません。

お歳暮とお年賀のマナー

(1)お歳暮のマナー

お歳暮を贈る場合は、暮れも押しせまった時期に届いてもご迷惑となりますので、できれば20日くらいまでに贈るのが無難です。

あらかじめお歳暮を贈らず、年末に訪問した時に品物をお渡しする場合はお歳暮ではなく、御挨拶、手土産として渡します。31日までは、一応お歳暮で通りますが大晦日など押しせまった時期のお歳暮は気配りが足りない印象をもたれます。

お歳暮は一年間お世話になったことへの感謝の気持ちですから、喪中でもお歳暮は贈ってかまわないとされています。その際は、紅白の水引はかけず、白無地ののし紙(奉書紙)か、無地の短冊を使って表書きは「お歳暮」とします。

(2)お年賀のマナー

年末から訪問してそのまま年越しをするのではなく、新年になってから年始のご挨拶に伺った場合はお年賀の品を手渡しします。
年始のご挨拶は元日や午前中は避け、松の内(7日まで)の午後にします。
子ども連れですと、お年玉を催促する形になりますので、実家、親戚など以外は、大人だけで伺うようにしましょう。

年始の品(お年賀)ですが、お歳暮を贈っている場合は菓子折りなどのちょっとした手土産を用意します。
表書きは「御年賀」とします。「御年始」「賀正」でもかまいません。
また、お歳暮を贈っていないお宅を訪問する場合はお歳暮に準じたお年賀を用意します。

なお、お年賀を送付することは好ましくありません。逆に年始のご挨拶に伺わない場合には省略してもかまいません。

喪中の場合は年始のご挨拶はしませんが、喪中を見舞うということでお伺いするなら大丈夫です。その場合ですが、お年賀は新年を祝うものですのでお年賀は避けるようにします。
また、寒中見舞いとして松の内がすぎてから1月のうち双方が都合のよい日に伺う方法もあります。

まとめ

義理の実家へのお歳暮とお年賀についてご紹介させていただきました。年末年始についてのご検討にあたり、ご参考にしていただけましたら幸いです。

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