引っ越しの挨拶の品物は何にする?のしは付けたほうがいい?
2017/03/11
引っ越しのご挨拶にお伺いする際の品物ですが、相手の好みを考えるととても迷ってしまいます。ご挨拶に伺うお宅も10数件になることもありますし、なるべくなら出費を抑えたいとも思います。
そこで本記事では、引っ越しのご挨拶の品物にはどんなものがいいかを考えてみます。
引っ越しの挨拶の品物は何にする?
引っ越しのご挨拶の品物はどんなものがいいか、またどのくらいの値段のものにすべきでしょうか。
まず、引っ越しのご挨拶は、贈り物より初対面どうしが挨拶を交わすのが主な目的になります。挨拶をしに行く事が重要であり、贈る物にそれほどこだわる必要はありません。
逆に高価なものですと、先方に気を使わせてしまいます。そこで500円前後のものにすれば、相手もとくに気兼ねすることなく受け取ることができます。
では食べ物やお菓子はどうでしょうか。食べ物は、相手の方の好みがわからないですし、アレルギーの心配があります。卵や牛乳、最近だと小麦アレルギーなどもあります。
そこで高価な物ではなく、食べ物でもないものということで、日用品、日常使う消耗品から選ぶことになります。
引っ越しの挨拶の品物の例
引っ越しのご挨拶の品物として贈られている日用品としては、以下のものがあります。
- タオル
- 台所用洗剤
- 洗濯用洗剤
- 手洗い石鹸
- 自治体の指定ゴミ袋
- 透明ラップ
趣味が合わないと使われないので、柄物ではなく無地のものを選びます。
どこの家庭でも使われるものです。
その地域では絶対に使うものです。
品物はどこで買う?
引っ越しの挨拶の品物といっても、日用品ですのでどこでも買うことができます。
- 近所のお店やスーパー
- デパートや大型スーパー(イトーヨーカドー、イオンなど)
- ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)
- ドラッグストア
等、近くにあるお店で纏めて購入されてはいかがでしょうか。
のしは付けたほうがいい?
引っ越しのご挨拶の品にのし紙(熨斗紙)はつけたほうがいいのでしょうか。
のし紙は、つけた方が丁寧な印象を与えます。また、相手の方に名前を覚えていただけますので、のし紙には名字を記入しておきましょう。
ジャスコ、イトーヨーカドーなど大型スーパーでは、洗剤といった日用品でも包装して、のし紙もつけてくれます。ホームセンターも店内のサービスカウンターでのし紙をつけてくれる場合があります。
のし紙をつけるサービスを実施していないお店で購入しても、100円ショップや文房具屋さんなどでのし紙を入手できます。(10枚入りで100円くらい)
のし紙は、水引きが「紅白・蝶結び」になっているものを選びます。
画像例をご覧ください。
のしの書き方
のし紙は、水引きが「紅白・蝶結び」の種類のものを選ぶとわかりましたが、のし紙の表書きはどのように書けばいいでしょうか。
のし紙の表書きは『御挨拶』とし、○○(=自分の名字)を記入します。
のし紙に表書きと名前を記入した例をご覧ください。
なお、名前を覚えていただく意味でのし紙に名字を記入していますので、「外のし」にしましょう。
「外のし」とは、品物を包装紙で包んでから、包装紙の上にのし紙をかける方法です。
それに対して「内のし」とは、品物に先にのし紙をつけて、その上から包装紙で包む方法です。
まとめ
これまで私も2-3回、引っ越しのご挨拶を受けたことがありますが、ほとんどがタオルでした。ただご挨拶を受ける側としては、初対面の方から高価な品物を貰いたいとは、実際思わないものです。
それよりは夫婦そろってお見えになり、普通に顔合わせをしたことで、今度○○さんという方が来られた、普通にご挨拶ができる人でよかった、という感じです。
ですので、引っ越しのご挨拶の品物は、それほど気負わなくても大丈夫です。
ご参考にしていただけましたらうれしいです。