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季節の行事

喪中はがきに線香のお返しを頂いたら半返し?返事を友人などに出す場合

2017/05/21

以前、喪中はがきを出したところ、数日後にある方からお線香を送っていただいたことがありました。
それも、一般的なお線香からイメージされる香りではなくて、何か高級な香りでした。外箱を見たところ、白檀(びゃくだん)や桂皮などから作られた高級なお線香と分かり、びっくりしました。当時はそれに対してお返しはどうすればよいのか、戸惑った覚えがあります。

そこで本記事では、このような場合はどうしたらいいのかご紹介いたします。

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喪中はがきに線香のお返しを頂いたら

喪中はがきを受け取った方がお線香を送ってくださる場合がありますが、それを喪中見舞いといいます。
喪中見舞いとは昔からの風習ではありません。そのようなこともあるという感じで、一般的な習慣とまでは言えません。

お線香を喪中見舞いとして送っていただいたら、お礼の電話かお手紙を出しますが、返礼の品を送ることはしないでおきましょう。
というのも、送る側は相手に負担をかけないようにと気を使って、お線香をお送りしているからです。
お線香に限っては、いただいた場合の返礼品は不要とされている地域が多いという背景があります。

お線香を頂いたときのお礼の文例

お線香を頂いたのが、例えば会社関係の方や、故人の知り合いだが自分は直接お会いしたことがない方など、手紙でお礼をしたい場合があります。
そこで、喪中見舞いを頂いたときのお礼の文例をご紹介いたします。

謹啓 先日は過分なる御供物を頂戴いたしまして厚く御礼申し上げます
故人も貴殿(貴女)のお心遣いに深く感謝していると存じます
略儀ながら書中をもって御礼かたがた御挨拶申し上げます 敬白
 ○○年○○月


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喪中はがきの返事を友人などに出す場合

こんどは自分が喪中はがきを受け取った場合についてです。喪中はがきの送り主が遠くに住んでいる親しい友人でしたら、返信してみてはいかがでしょうか。
手紙を出す場合は、年賀状ではなく松が明けてから寒中見舞いを送る形になりますが、とくに心を掛けてあげたいと思う方には、年内でもかまいませんので日を空けずに返事を出したらきっと喜ばれます。

例えば、「はがきが届きまして驚きました。いろいろ大変かと思いますが落ち着かれましたか?お盆とか帰省できたら一緒に飲みましょう。」などシンプルな内容でかまいません。合わせてこちらの近況を伝えてもいいですね。

まとめ

喪中見舞いでお線香をいただいた場合や、喪中はがきに返事を出す場合についてご紹介いたしました。
お手紙をもらうとメールとはまた違ったうれしさを感じます。簡単でもいいので心のこもったお手紙を送ってさしあげてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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