資格試験 勉強が続かないならこうする。集中するには?
2020/06/01
将来のために仕事の資格を取ろうと思っている方は多いと思います。
勉強をしようと最初は意気込んで資格試験の勉強を始めるのですが、私はどうも試験日まで続きませんでした。基本的に仕事が忙しく、帰宅したら晩ご飯と風呂に入って寝るのが精一杯でした。
ずっとそんな感じで過ごしてきたのですが、思い立って取り組みを変えてみたところ、ある国家試験に1回で合格することができました。
そこで資格試験の勉強が続かない場合、どのように取り組んだらよいのかをご紹介いたします。
資格試験 勉強が続かないならこうする
資格試験の勉強は、挫折しないで続けることが必要だと誰もが思っています。それでも仕事の忙しさに紛れて、いつの間にか勉強しないようになってしまいます。
そこで勉強を続けるために取り組みを変えていきます。
資格を取る目的を再確認する
まず、資格を取る目的をしっかりと再確認してください。
私の場合は当時、転職したいと思っていて、まず妻を説得するためにとにかく転職の武器になる資格を欲しいと思っていました。できれば日本中どこでも通用する国家資格を、とも考えていました。
それで夏の終わり頃から勉強を始めました。しかし1ヶ月くらい経ったころ、妻が入院してしまいました。当然、仕事をしながら子供の送り迎えやゴミ出し、洗濯など家の事も自分がやらなくてはいけません。
妻が退院して落ち着くまではいろいろバタバタして、結局1ヶ月近くも試験勉強が中断してしまいましたが、それでも勉強に復帰してからは、試験前日まで途切れずに勉強を続けることができました。
私は意志が強いわけではありませんが目的がありましたので、勉強の中断期間があっても諦めずに勉強を続けることができたのだと思います。そして、国家資格(危険物取扱者 乙種第4類、いわゆる乙4)に1回の受験で合格することができました。
それまで私は会社に言われたから仕方なく受験するというパターンを何年も繰り返していましたが、その資格(乙4とは違う資格です)はとうとう合格することができませんでした。
私の例はあまり一般的ではないかもしれませんが、まずはじめに資格を取る目的が自分の中でしっかり在りました。それで次に勉強のテクニックをどうするか、の段階に繋げていくことができます。
小さくてもいいから実績を積む
では具体的に勉強が続かない場合にどうするかですが、小さくてもいいので自分の成果がわかるように実績を作るといいです。
その為にはテキストを読むのではなく、とにかく問題集「だけ」を解くようにします。
最初は正解できなくても全然かまいませんし、1日に1問とか2問しかできない日があっても大丈夫です。小さくてもいいからとにかく実績を積むことで、自分で自分を褒めることができます。
実績ができることで自信がついて、また頑張ろうという気持ちになれます。
勉強に集中するには?
勉強に取り掛かっても、ついついテレビを見たり、スマホをいじって勉強に集中できなくなることがあります。ちょっと休憩するつもりが、気がついたら1時間以上が経っていることもよくあります。
人間が何かに集中できる時間は、自分で思うほど長くありません。そして家ではいろいろな誘惑も多いものです。
そこで勉強に集中する為に、勉強は外でするものと決めるのです。
通勤電車やバスは乗る時間が30分とか1時間と決まっているので、集中力が切れた後もダラダラ勉強しないで済みますし、何より勉強の習慣化がしやすいです。
カフェも集中し易いです。
通勤電車もですが、家より外のほうが周りの目もあって、ある程度の緊張を保てるのでかなり勉強に集中しやすいです。自分でやってみて、学生がよくカフェで勉強している意味がよくわかりました。
ただお店にあまり長時間居座るのはご迷惑になるので、そこは常識の範囲で行いましょう。それに長時間やると、自分でも気づかないうちに効率が落ちています。
なお私は主に通勤電車で勉強したのですが、外でやる代わりに家では基本的に勉強をしないことにしました。そのほうがメリハリがついて勉強の効率が上がりますし、仕事で疲れているのにさらに家でも勉強するのは無理があるからです。
まとめ
資格試験の勉強が続かない場合、どのように取り組んだらよいのかをご紹介いたしました。
とりあえず1日30分、通勤電車の中で勉強するように習慣づけてはいかがでしょうか。
毎日やる気を持って意志の力で勉強し続けることは難しいですが、通勤ならどなたも毎日していますから習慣の力で勉強が続け易くなります。
是非ご参考にしてみてください。