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潰瘍性大腸炎 トイレの対処は?再燃のきっかけや気をつけるべき食事

2017/04/17

潰瘍性大腸炎は、トイレの大のほうの回数が多くなります。
とくに再燃期に外出するときは、トイレを確保することや、食事を調節してトイレの回数をコントロールすることが重要となります。
そこで仕事など外出時のトイレをどのように対処するかをご紹介させていただきます。

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潰瘍性大腸炎 トイレの対処は?

潰瘍性大腸炎は寛解と再燃を繰り返す病気であり、長い間には、再燃でも入院までは至らずに、仕事を続ける場合もあります。
ずっとトイレに入っているわけにもいきません。
以前なら丸1日以上、トイレに行かなくても平気だったのに、潰瘍性大腸炎になると体調にもよりますが、1日に何回も大のほうでトイレに行くようになります。

そこで仕事など、外出時のトイレを対処、コントロールすることが必要となります。
私の場合、以下のように対処しています。

(1)基本的に朝は固形物を食べない

朝の通勤で、最初のうちは駅のトイレに駆け込んでいましたが混んでいて、少なくとも5分は待つ羽目になります。通勤中なので、時間的にも気持ち的にも追い詰められてしまいます。
そこで、朝は固形物をとらずに午前の活動用のカロリーを摂取する為にジュースを飲んで家を出ました。
後になって病院から粉状の栄養剤(経腸栄養剤)を処方されてからは、それを水に溶かして飲んでいます。

(2)家を出る前に用を足す

朝起きてから腸が動き始めるまで時間がかかります。
そこで、30分早めに起きて家にいるうちに用を足すようにしました。

(3)会社や外出先での対処

  • 個室のトイレのある場所を把握する。
  • 使用中である場合に備えて、ビルの出入り口など共用階にあるトイレの場所も確認しておきます。

  • 鞄などにお菓子類を常備する
  • 空腹にはある程度慣れますが、朝のジュースや栄養剤だけではキツイと思うときもあります。そこで鞄や会社の机の引き出しに個包装されているお菓子類を常備しておくと便利です。

  • お腹を冷やさない
  • なるべく冷たい飲み物を避けます。

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  • 昼食は家からお弁当を持参
  • 昼食は、寛解期には家からお弁当を持っていきました。調子をみてお粥にすることもできるからです。

再燃のきっかけになりうること

風邪というか、風邪薬がきっかけで、再燃することがあります。
風邪で病院へ行くのであれば必ず潰瘍性大腸炎である旨を申し出て服用している薬も伝えます。風邪薬は腸に悪いものがあります。
また風邪以外にも、薬の処方を受ける際には申し出るようにします。

私の場合、仕事のストレスが影響して再燃したことがありました。下血と39℃近くの熱が出てすぐ入院になりました。

日常で気をつけるべき食事

再燃した場合、もちろん病院に行くのが先決ですが、日常の食事で気をつけることを記載します。

(1)腸に負担がかかる食べ物は避ける

  • 脂肪の多い食品
  • 肉類の脂、バター、マーガリン、ごま油など。

  • 食物繊維が多い野菜類
  • きのこ類、ゴボウなど。海藻類も消化できないため大腸への負担が大きい。

  • 刺激物
  • 香辛料、炭酸飲料、アルコールなど。

よろしければ、私のこちらの記事もご覧ください。

潰瘍性大腸炎 寛解の時の食事と薬の服用。ストレスは悪化の要因

(2)外食を避ける

とくに再燃時には外食を避けます。
自分は潰瘍性大腸炎であることを周囲に伝えておくようにし、体調をみて今回は不調なのでごめんなさい、とお断りするようにしましょう。
自分の体が一番です。周りに合わせて寛解できなくなるのは本末転倒です。

まとめ

外出時のトイレをどのように対処していくか等をご紹介させていただきました。
薬や食事に気をつけていても再燃が始まることはあります。再燃したときは、ご自分で判断せず、医師の診察を受けたうえで日頃の生活を見直して、寛解を少しでも長く維持するようにします。不安もあるとは思いますが何とかなるものです。私も潰瘍性大腸炎と付き合いながら働いています。
ご参考にしていただけましたら幸いです。

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