インフルエンザ 家族と隔離はいつまでする?水分補給はスポーツ飲料で
2017/01/22
寒さが厳しくなるとインフルエンザが流行しだします。
そこで本記事では、ご家族がインフルエンザにかかった場合の対応について考えてみたいと思います。
インフルエンザ 家族と隔離はいつまで
例えば、お子さんが38度以上の熱が出たので病院に連れて行ったところ、インフルエンザと診断された場合は寝室などにお子さんの布団をしいて家族にうつさないように隔離すると思います。
そこで、インフルエンザの感染を防ぐための心得をご案内します。
(1)インフルエンザの場合、家族と隔離する期間の目安はいつまでか。
感染していると診断された場合、発症してから7日間は感染の注意が必要となります。
発熱や咳(せき)、喉の痛みなどの症状がなくなっても、周りのかたの為に発症してから7日間は、できるだけ外出しないようにしてください。
(2)家族への感染を防ぐために
インフルエンザウイルスは飛沫感染しますので、なるべく感染者と同じ場所にいないようにします。
ですので、発症しているかたは寝室などに隔離し、リビングに入らせないようにします。食事、お風呂は別々にします。
(3)インフルエンザが旦那さんなど家族にうつっているとすれば、症状はいつ頃に出るか?
感染していた場合の潜伏期間は最大7日間とされています。
(4)また、学校、幼稚園にはいつ頃登校(登園)してもよいか。
インフルエンザについての出席停止期間が、学校保健安全法で以下のように定められています。
(学校)
発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで
(幼稚園)
発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで
発症から5日くらいはウイルスが排出されるのと、熱が下がってからも2日間は感染力が強いとされているので、出席停止期間が上記のように定められています。
(例)
月曜日の午後から熱が出て、翌日にインフルエンザと診断され、水曜日の朝に平熱に戻った場合。
月曜日:(発症した日)
火曜日: 発症後1日
水曜日: 発症後2日 :解熱した日
木曜日: 発症後3日 :解熱後1日
金曜日: 発症後4日 :解熱後2日
土曜日: 発症後5日
日曜日:(隔離解禁)
土曜日までは隔離して、日曜日から解禁になります。
インフルエンザ 水分補給はスポーツ飲料で
水分補給はスポーツ飲料がよいですが、一気に飲まず、少しずつ飲むようにします。
熱が高いと、常温の飲み物は飲みずらく、冷たい方が飲みやすいことが多いです。
但し、症状によって個人差がありますから温かい飲み物と冷たいのとどちらが良いかご本人に確認しましょう。
温かい飲み物がよいなら、スポーツ飲料を体温くらいに温めます。糖分とミネラルが補給出来ます。
温かいお茶をポットなどで一緒に枕元に置いてあげると口直しになります。
私がインフルエンザにかかった時は、スポーツ飲料をメインにして、少しずつアイスクリームやゼリーを口にしていました。
高熱が峠を越えたときなど、症状、体調によっては1リットル以上を飲める場合もあります。
インフルエンザでは脱水症状になっているので思った以上に水分を欲しています。
水分を普段よりも多めにとりましたら、汗をかきますので、清潔な新しい肌着に着替えるようにします。
そして、微熱程度に熱が下がると、吐くことなく食事も摂れるようになるので、味噌汁やコンソメ味の野菜スープから試していきます。
(スープだけを飲んでも栄養がとれます)
但し、体が弱っている時に無理に食べることはかえってよくありません。少しずつこまめに飲むようにしてください。
まとめ
ご家族がインフルエンザにかかったときの対応についてご紹介させていただきました。
医師の診察を受けたあと、ご家庭での療養では水分補給が大事です。
また家族への感染にも注意が必要です。
ご参考にしていただけましたら幸いです。