ノートパソコン カーソルが飛ぶ現象。タッチパッドの設定は有効?
2017/05/19
文章を書いている時にノートパソコン(Windows7)のキーボードから入力していると、カーソルが勝手に別の位置に動く現象に悩まされていました。
そこで試してみたことと、回避できた方法をご紹介いたします。
ノートパソコン カーソルが飛ぶ現象
ノートパソコンでWordやOutlook Express、メモ帳などで文章を入力しているとき、カーソルが予期しないところに勝手に飛ぶ現象がよく発生します。
既に書いてある文章上のどこかにカーソルが飛んでしまうというもので、以前Windows XPのデスクトップパソコンを使っていた時は一度も発生したことはありませんでした。
また、会社で使用しているデスクトップパソコン(Windows7)でも発生したことはありませんのでノートパソコンに起因して発生する現象と思われます。
タッチパッドの設定は有効?
冬などは季節的に空気が乾燥して静電気が起こりやすくなります。そのためこの現象が発生する可能性があります。
ただ私の場合は、梅雨の時期にも現象が出ていたので違う原因ではないかと考えました。
そこで、以下を試してみました。
タッチパッドの無効化
ノートパソコンは、キー入力の際に手を載せるあたりにタッチパッドが配置されています。そのためキー入力時にそこに触れて、カーソルが勝手に移動する現象が発生した可能性がありました。
私はノートパソコンのUSBポートにマウスを接続して使用しており、タッチパッドは使用していません。そこで、ノートパソコンの「タッチパッドを無効にする」という設定を試してみました。
「タッチパッドを無効にする設定手順」
- コントロールパネル -ハードウェアとサウンド -「マウス」を選択する。
- マウスのプロパテイ画面で「ELAN」タブを選択する。
- 「ELANスマートパッド」が「有効」という表示になっている。
- 「ELANスマートパッド」が選択されている(青く反転している)ことを確認して、「デバイスを停止する」をクリックする。
- 「ELANスマートパッド」が「無効」という表示になったことを確認して「OK」をクリックし、ウィンドウを閉じる。
上記の設定を変更後、Windows7を再起動しましたが、現象は変わりませんでした。
タッチパッドの無効化:その2
USBマウス使用時にタッチパッドを無効にする設定がもう1点あります。
先ほどの『2.マウスのプロパテイ画面で「ELAN」タブを選択する。』の「ELAN」タブの画面です。
この画面で「外部USBマウスが挿入されているときは無効にする」の項目にチェックマークをつけてWindows7を再起動しましたが、やはり現象は変わりませんでした。
外付けUSBキーボードの接続
そこで、ノートパソコンに外付けのUSBキーボードを接続して現象が解消するか、試してみることにしました。
(1)USBキーボードの入手の際に聞いたこと
USBキーボードを入手のため、近くの大型家電量販店に行きました。
その際に念のため、購入の前に店員さんに相談してみました。
すると、現象の回避の為にノートパソコンの内臓キーボードを無効にして外付けキーボードを使ってみてはどうかという提案を頂きました。
(内容)
外付けのUSBキーボードを接続すると、コントロールパネル -ハードウェアとサウンド -デバイスマネージャー にキーボードが2つ表示される。
そこで内蔵のキーボードの方を無効に設定する。
その場では判断できませんでしたので、とりあえず2,000円ほどの有線タイプの外付けUSBキーボードを購入しました。
(2)接続した結果
外付けUSBキーボードを接続することで、ノートパソコンのカーソルが勝手に動く現象が解消されました。
外付けのUSBキーボードと、内蔵のキーボードの両方が有効な状態ですが、とくに問題は発生していません。
なお、店員さんの提案について検討したところ、下記のことが判明しましたのでノートPCの内臓キーボードを無効にはしませんでした。
(一般的にノートPCは、BIOSの段階でUSB外付けキーボードを認識できない。つまり、リカバリーをする時やBIOSの設定を変更する時に入力が出来ない。内臓キーボードを無効にしているとお手上げ状態になってしまう)
まとめ
外付けのUSBキーボードで現象が回避できることがわかって半年経過していますが、その後、現象は発生していません。同じ現象にお悩みでしたら是非ご検討ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。