シクラメン 水やりは毎日する?花がしおれた時の対処もご紹介
2017/01/22
シクラメンを贈り物でいただいて、お世話をすることがあります。
毎日きちんと水やりしたのにすぐにしおれたりして、シクラメンは難しいという印象を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、どのようにしたら、長く花を楽しめるのか、またしおれたらどうすればよいかも合わせてご紹介します。
シクラメン 水やりは毎日する?
水やりは毎日ではなく、土が乾いたらたっぷりやる、を基本にします。
つい毎日やってしまいがちですが、春や夏の感じで水やりをすると、根腐れして枯れてしまう原因になります。そこで鉢の土を毎日触ってみて、乾いていたらたっぷり与えるようにします。目処としては2日おきくらいに水やりをします。
水やりの方法
園芸用の水差しを使う
水やりの際には、球根や茎に水がかからないようにします。コップだと難しいので、園芸用の水差しを使います。
そこで、100均から園芸用の水差しを購入して使ってみました。
シクラメンの株の根元は茎が密集していて、土が露出している部分はとても狭くなっています。
でもこの水さしは首の部分が細長いので、狙った箇所にだけ水を注ぐことができます。
また、スポイトのようなイメージでボトルを押しつぶすことで水が出てくる仕組みになっています。ですので一度にたくさんの水が出てきて、不用意に球根や茎に水をかけてしまうことがなくて便利です。
与える水の量
水は鉢底から水が流れ出すくらい与えます。
私が購入したシクラメンの例ですと、鉢の直径は15cmで、高さは14cmほど(5号鉢)です。先ほどの写真の水差しは300mlの容量なのですが、それを全部あげたところ、鉢底から水が流れ出てきました。
流れ出した水は鉢底に敷いた皿に溜まるのですが、それは根腐れ防止のため捨てるようにしてください。
枯れた葉や花は摘み取る
他の葉の影に、黄色くなった葉が隠れています。病気にならないよう、水やりのついでに取るようにしてください。
咲き終わった花も早めに摘み取って、引き続きよい花を咲かせるようにします。色が変色したり、しおれた花を取り除いてあげます。
花も茎も、ねじりながらひっぱると根元から取れますが、ねじっても取れないときは無理に引っ張らずにもう少し枯れてから取り除いてください。
肥料の与え方
水やりを兼ねて、液体肥料を月に2~3回メドに与えます。原液を水で薄めて使います。詳しい使い方は購入された液体肥料の容器を御覧ください。
私が使ったのは、原液を水で1000倍に薄めて使うものです。
容器のキャップで2mlを量ることが出来るので、それでいくと2Lの液体肥料を作る感じになります。実際は2Lも使いきれないので、先ほどの水差し300mlに満タンに水を入れて、それに液体肥料の原液を数滴注いだものを与えました。
シクラメンの花がしおれたら
シクラメンの花はしおれるというか、茎が寝たようにぐったりとなることがあります。
シクラメンの生育適温は10℃~15℃の間ですので、暖房があるリビング等では温度が高すぎます。ですので、温度が高い部屋に置いているなら玄関や、廊下(通路)などに置くようにしてください。
また、前日までは何でもなかったのに、急に花がぐったりとなっている場合は水切れの可能性があります。その場合は水をたっぷりあたえてから、しおれた花の茎をヒモでゆるく束ねて立たせた状態にして、一日置いておくと復活することが多いです。
まとめ
シクラメンは、水切れと高温に注意してお手入れをします。
ですので、土が乾いてないか気を配ってあげましょう。冬に晴れの日が続いたりすると思ったより土が乾燥していることがありますので、2日おきには水やりをする感じです。
生き物ですので、愛情をもってお手入れすればきっと応えてくれます。冬に華やかなシクラメンはとってもいいものです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。