目上の人への挨拶でお疲れ様ですは有り?トイレで会ったらどうする?
2017/03/03
会社に入ってこれから新社会人として一歩を踏み出す方も多いと思います。
社会人は挨拶が大事と言われますが、実際の場面になるとどのように挨拶すればよいのかわからないことも出てきます。
例えば、朝は「おはようございます」、退社時は「お先に失礼いたします」でいいですが、日中はどのように挨拶すればいいのでしょうか。
新人さんでしたら、会社のほとんどの人が目上や先輩になりますから、目上に「お疲れ様です」と言ってもいいものか、迷ったりします。
あるいはトイレで用を足している上司には、挨拶とはいえ声を掛けづらかったりします。
そこでそのような場合、挨拶をどのようにすべきかご紹介いたします。
目上の人への挨拶でお疲れ様ですは有り?
朝や退社時はともかくとして、それ以外の日中に会社の偉い方や先輩とすれ違った時に何と言って挨拶すべきでしょうか。
相手が目上であったとしても日中の挨拶は、「お疲れ様です」で問題ありません。会社のいろんな方に顔を覚えてもらうためにも、元気よく挨拶するようにしましょう。
似たような挨拶に「ご苦労様です」というのがあります。「ご苦労様」とは、目上の人から目下の人に使うものです。しばらくして後輩ができた時などに使えますが、当面は使わないものと思ってください。
また、同じ人とその日のうちに何度か出会う場合は、その都度「お疲れ様です」というのもなんですから、相手の方を見ながら丁寧めな会釈をするようにします。
外出する方に対しては、部長など職位の高い人に対しても元気よく「いってらっしゃい」、出先から戻られた時には「お帰りなさい」または「お疲れ様です」で問題ありません。
トイレでの挨拶のマナー
男子トイレで上司が用を足している場合の挨拶はどうすべきでしょうか。
挨拶をする側としてはトイレでは挨拶をしづらいと思いますが、挨拶なしだとやはり気まずいものがあります。あいつは挨拶もできないのか、と思われる可能性もありますのでトイレであっても挨拶はしましょう。
ただ、用を足している最中に後ろから挨拶されたとしたら驚く場合もありますし、相手が誰だか確認したくても振り返りにくいものです。そこで、横並びになった時に挨拶したり、相手が用を足し終えた後など、少しタイミングを見計らって挨拶するなどの気遣いをしたほうがいいです。
実際に、私もこれまで用を足している最中の方に後ろから挨拶をしたことはありませんし、されたこともありません。
タイミング的に難しい状況であれば、会釈だけでも構いません。ただその際にも「失礼いたします」など、自分のほうから積極的に何かしら挨拶をしたいものです。
来客への挨拶のマナー
新人さんですと、出入り口に1番近い席が割り当てられることがあります。受付が無い会社ですと、出入り口に1番近い席の人が、結果的に来客対応をする機会が増えます。
まず、お越しいただいたお客様には、何よりも笑顔で丁寧に対応することが大事です。
お客様が事務所に入ってきた際には、立ち上がって
「いらっしゃいませ」、
すれ違う際やエレベータまでお送りした別れ際には
「また お越しくださいませ。失礼いたします」
「ごめんくださいませ」
「どうぞお気をつけて」
などと挨拶します。
宅急便など業者の方には、「お世話様です」というように挨拶します。
なお「お疲れ様です」というのは、主に同じ社内の人に対して使う挨拶ですので気をつけましょう。
まとめ
社会人としての挨拶についてご紹介させていただきました。
元気に挨拶するのは恥ずかしい、とか照れくさいと思いがちですが、元気に挨拶しているのを見て悪く思う人はいません。むしろ慣れない中でも張り切っているなと思うものです。
会社の先輩たちに早く顔を覚えてもらうためにも、元気に挨拶しましょう。